【剣盾シングルS2】 最終日最高312位/最終496位 ナマコ受けサイクル~リザードンを添えて~
こんにちは、ヨコチです
剣盾シーズン2お疲れさまでした
息をつく間もなくシーズン3が始まりましたね!休ませてほしい
今回はシーズン2で私の目標としていた500位以上である最高312位/最終496位を達成できたので構築記事を書いていこうと思います
TN Oil King(サブロム)
はじめに
8世代におけるポケモンバトルの肝と言えるのが新しい機能のダイマックスです
ダイマックスは全ポケモンに切ることができ、ポケモンバトルの可能性を大きく広げたと言えるでしょう
ダイマックスの細かい仕様はさておき、この機能があることによって毎ターン4つの択が発生してしまいます
2.こちらはダイマックスを切り、相手はダイマックスを切らない
この4つを全てケアしながら立ち回るのは難しいと考えました(ターンが経過するごとに場面は変わっていくので常にこの4つを想定する必要があるわけではないですが)
そこで先に相手にダイマックスを切らせて、こちらが一方的にダイマックスを通すのが強いと思い構築を考え始めました
コンセプト
ざっくり言うと、受け2匹でサイクルしながら相手のポケモンにダイマックスを切らせて攻め1匹でダイマックスして全抜きするという形です
では、誰をダイマックス抜きエースにするかですが8世代のポケモンバトルにおいて何がエースとしてふさわしいのか…
そう、ダイジェッター(ダイジェットを打てるポケモン)です
このダイジェットをタイプ一致で打ててかつ抜き性能の高いポケモンの中で物理アタッカーであるギャラドスと特殊アタッカーであるリザードンの2匹どちらかを通すことをメインの勝ち筋としてパーティを組みました
(ギャラドスはシーズン終盤でサニーゴに変わりましたが理由は後程)
構築経緯
ミミッキュ、ドラパルトを中心とした物理環境ということで物理受けとして
7世代のころから愛用しているを採用
ナマコブシの弱点である電気・草を半減以下で受けられる ストリンダーが流行ると思ってそのメタとして入れたがそんなことはなかった
この2匹だと挑発アーマーガアやギャラドスに手も足も出ないので
特殊受けとして7世代のころから信用の厚い
ギャラドスの枠の代わりとして入った今作のポリゴン2的立ち位置の(ガラル)
公式から推しに推されていてダイマックスと相性がよく火力のある
という流れで6匹が決まりました
個体解説
ナマコブシ@オボンの実 特性:天然
性格:図太い 努力値:H252 B252 D4
実数値 162-*-200-*-151-25
*S個体値を妥協すると最遅ナットレイに抜かれるのでいやな気持ちになります
水浸し/毒毒/ミラーコート/自己再生
HB特化の物理受け兼積みアタッカーストッパー
ミミッキュ対面の動きとしては
・ミミッキュ側ダイマックス、ダイホロウ→ナマコブシに6割程度のダメージ、B↓1オボン発動
この動きをすることでこちらの耐久が2/3になり、次のダイホロウはタイプ不一致になるので火力が2/3になります
つまり、次のダイホロウのダメージが最初のターンと同じになるので耐えることができます
ですので、ナマコブシで相手のミミッキュのダイマックスターンを枯らすことができます
天然ヌオーとの差別化は水浸しを打つことで鋼・毒タイプにも毒を入れられるかつ相手の火力を削ぐことができるところが最も大きな点だと思っています
特殊方面もFCロトムのC特化眼鏡ボルトチェンジをHPマックスなら最高乱数切りで耐えるくらいはあるのでなめてくるロトムに対して今作で新しく習得したミラーコートで分からせました
挑発・身代わり持ちには勝てません
ナットレイ@食べ残し 特性:鉄の棘
性格:呑気 努力値:H252 B252 D4
実数値 181-114-201-*-137-22 *S個体値0最遅
守る/宿り木の種/叩き落とす/ジャイロボール
ナマコブシとの補完枠、ドリュウズやギャラドス等を受けるためにHB特化
つのドリル1発当てされて悲しくなっていました
ウォッシュロトムやカットロトムに投げることが多かったが、タイプ受けできるので特殊方面の耐久が欲しい場面はほぼなかったです
また環境にまともな炎タイプがいなかったので場持ちが〇
色んなポケモンにマジカルフレイムが配られたので若干向かい風ではありましたが、バンギラスに一旦引くなどしてごまかしてました
ダイバーンで倒される分には死に出しリザードンの展開が作りやすかったので、むしろ倒されるプレイングが必要だったりしました
守るという技が宿り木の種のターン稼ぎをしたり、相手のダイマックスターンを消費させたり、時間を使ってTODにつなげたりできてとても強かったです
草技が欲しい場面がほぼなかったのでこの技構成で良かったかなと感じます
ウォッシュロトム@カゴの実 特性:浮遊
性格:図太い 努力値:H252 B252 S4
実数値 157-*-174-125-127-107
アーマーガアに受け出しを複数回可能にしたいのでHB特化
長期的サイクルをするために眠るカゴの実型にしたが、副産物としてカバルドンを無償で突破できたりしていい感じでした
ただ火力に振ってないので、ダイサンダーでダイマックスギャラドスを倒せません
イカサマはドラパルトへの打点として採用しましたが、悪の波動で良かった気がします
また、ウォッシュロトムミラーになった際に下からボルチェンを打つために実数値を105にしてDに少し厚くするのもありだなと終わってから思いました
対面からであればドリュウズの地震を1発耐えられるので、ハイドロポンプをぶちこむことができます外しますが
終盤はアーマーガアとあまり当たらなかったので選出率低め
バンギラス@バンジの実 特性:砂おこし
性格:意地っ張り 努力値:H252 A28 D228
実数値 207-173-130-*-149-81
ステルスロック/岩石封じ→ロックブラスト/噛み砕く/炎のパンチ→馬鹿力
A-炎のパンチでHB特化ナットレイを食べ残しの回復二回込み2連最低乱数以外二発
HD-砂下でC特化リザードンの命の珠気合い玉を最高乱数以外耐え
7世代から使ってる特殊受け+ステルスロック要員
主にトゲキッス、サザンドラ、リザードン、ヒートロトムが入っている構築に選出
技構成はステルスロックと相性の良い岩石封じだったが構築上相手のSを下げるメリットを感じなかったので、ダイロックにしたときに威力が高く連読技であるロックブラストに変更
また、ナットレイにあたることが少なくなり挑発ステルスロック電磁波のようなバンギラスが増えたと感じたので炎のパンチを馬鹿力に変更
バンギラス、ドリュウズの並びに一貫のとれる技があるのは強かったです
鋼の翼持ちのドラパルトが減り、特殊型が増えたのでたいていのドラパルトに強く出れることができました
サザンドラのC2↑ダイスチルを素の状態で耐えて感動してました馬鹿力サザンドラは知らん
追い打ちと吠えるを返してください
*画像は原種
サニーゴ(ガラル)@進化の輝石 特性:呪われボディ
性格:図太い 努力値:H252 B252 D4
実数値 167-*-167-85-121-50
ステルスロック/鬼火/祟り目/力を吸い取る
ステルスロック要員2
ギャラドスをあまり選出しなくなり、パーティ単位で型破りルチャブルがきつかったので採用
A特化ルチャブルのA2↑命の珠ダイジェット(ゴッドバード)を確定で耐える
ステルスロックを食らうと乱数25%で絶える1回倒されて負けました
ミミッキュ、ドラパルト以外の物理は強く出れます
主にヒヒダルマ、アイアント、ドリュウズに鬼火を入れてしまえばダイナックルが無効なので受けきれるのが良かったです
特にドリュウズはつのドリルが無効なのでストレスフリーで対戦できます地割れは知りません
鬼火祟り目で最低限の削りができるもポイント高いです
リザードン@命の珠 特性:サンパワー
性格:臆病 努力値:B4 C252 S252
実数値 153-*-99-161-105-167
特殊抜きエース、キョダイマックスではない普通の個体です
素でミミッキュ、サザンドラを抜いていてダイジェットを打てばスカーフヒヒダルマなどをケアできるのが強いと思い採用
技は命中安定の火炎放射、ほぼダイバーンとしてしか打たなかったが命の珠を持たせていたこともあり火力不足を感じることはありませんでした
トリトドンやヌオーに打つためのソーラービーム、ドラパルト、サザンドラに打つための竜の波動を採用
晴らしたあと火力がバカでるので使ってて楽しかったです
晴れ下ダイバーンでタイプ・ヌルを飛ばせてびっくりしました
コイツはキョダイマックスじゃない方が強いです
パーティ解説
ここでギャラドスが選出されず、パーティから抜けた理由を説明します
このパーティはナマコブシの毒毒やナットレイの宿り木の種、ステルスロックなどの定数ダメージで削ることを主としています
そのうえで障害になってくるのがなにか、そうそれは鋼タイプです
毒無効、ステルスロック半減となりなかなか削り切れません
そこで鋼タイプに弱点をつけるリザードンの選出が促進されました
また、ギャラドスだと素早さが遅くドリュウズ、ミミッキュなどから攻撃をうけてしまいます
そうなると初速の速いリザードンを選出することが多くなりました
以上の理由でギャラドスが離脱していきました
パーティの特徴
このパーティは電気の通りがとてもいいです、そして全体的に遅いポケモンだらけです
一見するとこれは弱点のように思いますが、強みでもあります
どういうことかというと初手にボルトチェンジ持ち電気ポケモン(例:各種ロトム)を呼びやすいということです
そこに出し勝てるポケモンをだせば出し勝てます(小泉進次郎構文)
他には環境にいるポケモンで型が読まれずらいポケモンやあまり知られていないポケモンを使っているので相手のプレイングのずれが生じ、思いがけない勝ち筋が転がってきます
選出パターン
1.の内から2匹+
2.の内から3匹
相手のダイマックスに合わせてダイマックスを切り受けきって勝つ(orTODする)パターン
・きついポケモンと並び
身代わり欠伸ニンフィア→ニンフィアの突破手段がリザードンで殴るかナマコブシのミラーコートなので欠伸が純粋に無理
トゲキッス+サザンドラ→バンギラスへの負荷がすごい、過労死してしまう
挑発ギャラドス→ナットレイでダイスチルを合わせてごまかすぐらいしかない
ローブシン→格闘タイプが無理、サブウェポンも火力がでるのでつらい
パッチラゴン→電撃嘴を受けきれない、強すぎ
ドヒドイデ+ナットレイ→交代されてるだけで一生ナマコブシで毒が入れられない
感想
初手にアドバンテージを得て、サイクルを有利にしていく自分に合ったパーティが組めたかなと思います
7世代のころに使っていた受け2匹+攻め1匹でサイクル戦をする構築と似ていてしっくりきています
どうしても受ける側に回ってしまうので、追加効果の押し付けをされて運負けしてしまうことが多かったですが忍耐強く潜っていれば勝ち越せるのだと分かりました
ナマコブシの天然は知られていないことが多く、1000位くらいのひとでもパルシェンで殻を破るをしてくる人がいて天然ナマコブシをご存じない!?って言ってました王者の印でひるまされたりもありましたが
ナマコブシで結果が出せて良かったですシーズン3は2桁目指して色んなパーティを触ってみたいと思います
ちなみにナマコブシは絶対にダイマックスをしないという固い意志のもと、ダイマックス飴を上げていません。
何か質問などあれは@YOKOCHI_pokeまで
おわり